アイス断ちで2年連続開幕投手を勝ち取る。ヤクルト小川泰弘投手(24)が初実戦となる巨人戦先発に向け27日、神宮で調整を行った。浦添キャンプ第3クールで左脇腹に張りが出たため別メニューとなり、19日の阪神との練習試合での登板を回避したため、1クール分遅れての初マウンドとなる。

 「大ケガにならなくて良かった。今は何ともない。試合で力を入れてどうなるか。いろいろ出ると思うけど自己管理しケアします」。昨年は右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折する大けがを克服した経験が生きている。

 今年は故障予防のため、好きなアイスクリームを断った。週2、3回食べていたが、このキャンプで楽しんだのは1回だけ。有酸素運動も毎日取り入れ体重は約2キロ減って78・3キロ、体脂肪も2%減って16%になった。ストレッチも入念にこなしており「年とってからやる人もいるけど、危機感を持ってやりたい」。