サウサンプトンはリバプールに敗れて5位に後退した。サイドバックから本職のセンターバックに戻った吉田麻也は「勝つチャンスは十分あった」と悔しさをにじませた。

 前半3分に鮮やかなミドルシュートを許すと、後半はミスから失点。ボールを支配して主導権を握り、相手を上回るシュートを放っただけに、吉田は「僕たちのやりたいサッカーがやれていた。大きなチャンスを逃した」とため息をついた。

 欧州チャンピオンズリーグの出場権を得られるのは上位4チーム。吉田は「ここが踏ん張りどき」と、気持ちを入れ替えた。