ティーショットを放つ松山英樹 =19日午後、イギリス(スコットランド)・カーヌスティゴルフリンクス(撮影・村本聡)
ギャラリーページで見る 全英オープン第1日(19日、カーヌスティGL=7402ヤード、パー71)世界ランキング16位の松山英樹(26)=LEXUS=は前半9ホールを終えて3オーバー。松山と同組で3年ぶり出場のタイガー・ウッズ(42)=米国=は2アンダーとしている。池田勇太(32)=フリー=が1アンダー70。宮里優作(38)=フリー=はイーブンパー71で第1日を終えた。
青空の下でメジャー初制覇への戦いが始まった。全身黒ずくめで現れた松山がスタートした。
「不安の方が90%くらい。でも今までそう言ってよかったときもあった。覚醒すればいい方向に行くんじゃないか」
1番(パー4)はピン左奥6メートルからのバーディーパットがカップ手前で止まり惜しくもパー。2番(パー4)はピン奥1・5メートルを外し、5番(パー4)もほぼ同じ距離を外してそれぞれボギーとした。8番(パー3)では第1打が右バンカーにつかまりこの日3つ目のボギー。ハーフを終えて3オーバーと苦しんだ。
前週の「スコットランド・オープン」ではショットの好不調の波が大きく、まさかの予選落ち。「(ショットの調子が)悪くなったので、一生懸命に直している」。開幕2日前の17日はラウンドせず4時間の猛練習。18日は18ホールを回ったあとで3時間も練習場で懸命にクラブを振った。